air家はどうやら厳しい家らしいと気付いたのは、
むしろひとり暮らしをはじめてから。
(というからぼに入ってから。)


一番怒られたのが言葉に関すること。
そもそも代々言葉には厳しかったらしいair家。
父は子供の頃、
友達のお兄さんに対して「お前の兄貴が〜」と言ったことで、
家じゅうで大問題になって相当しかられたらしい。
「兄貴」という言葉は相手をばかにしてるということらしい。


小さい頃、父のことをほのめかして「誰かさん」という表現を使ったら、
ふつーに殴られた。ばかにしてるということらしい。
少しでも図に乗った発言をすると怒られた。
お前はいつそんなにえらくなったんだと。
尊敬の念が足りない発言や、
最低限の礼儀すら足りない発言、
人の尊厳を脅かすような発言、
感謝の念が足りない発言、
それらは特に徹底的に怒られました。


怒ってもらえたことは今ではありがたいと思っています。
大人になった今では、指摘してもらえる機会なんてほとんどないから。
だけど、、
一方で他の人の他愛ない言葉が気になってしまうという悪い面もあります。
自分が言ったら親に最低1発は殴られるだろうなって言葉は、
やっぱりどうしてもひっかかってしまう。。。


絶対父のようにはなりたくないと思ってたけど、
将来は口うるさい母親になってしまいそうだ。わたし。